同人誌制作マニュアル02(本文編)
データ原稿の注意事項
データ原稿での、よくあるトラブル・注意事項などをまとめました。
以下の点に注意して、原稿を作成してください。
- ・アタリ線が残ったままレイヤーが結合されている
- PICOのトンボ(テンプレート)を使用していただいた際に、仕上がり位置などを示すアタリ線が残ったままレイヤーを統合してしまっている場合、そのまま印刷に出てしまいますので、アタリ線のレイヤーは削除した上でレイヤーを統合してください。
- ・モノクロ本文がRGB or CMYK になっている
- 使用しているソフトからの書き出しの際にカラーモードが変わってしまっているのが、原因と思われます。
グレーまたはモノクロ2階調になるよう、確認の上ご入稿ください。RGBやCMYKのままご入稿されてしまうと、お客様の意図しない濃度の変化が起きる可能性がございます。
- ・仕上がりサイズが適切ではない
- データ原稿は本の原寸で作成してください。
PICOのホームページに各サイズに対応したトンボデータをご用意しておりますので、ご利用ください。
- ・モアレが起きる可能性がある
- モアレとは、アミ点に問題がある状態のデータ原稿を出力した際に出る、意図しない模様のことです。
詳しくは、「モアレについて」のページをご覧ください。
- ・トンボがない、他社のテンプレートを使用している
- 問題ありません。
サイズが正しく作られており、天地左右の塗り足しが3mmずつかそれ以上確保されているようでしたら、中央を基準に作業をさせて頂きます。
- ・データの書き出しに失敗している
- お客様が使用しているソフトから入稿用のデータを書き出す際に、設定等が間違ったまま書き出されている可能性があります。PICOにデータを送る前に、一度データが正しく書き出されているか、確認の上ご入稿ください。
【例】
・データが仕上がりまでしかない(塗り足し部分を書き出さない設定になっている)
・見た目はモノクロだが、カラーモードがRGB or CMYKになっている
・サイズは正しいが、解像度が72dpiになっている