同人誌制作マニュアル01(表紙編)
表紙の入稿はトンボを使用すると、具体的な仕上がりのイメージが確認できてとても便利です。
ポイントをおさえて表紙用トンボの使い方をマスターしましょう!
無線綴じの背幅は使用する本文用紙の種類、ページ数によって異なります。
背幅計算ツールで自分の本の背幅の目安をしっかり計算しましょう!
トンボの仕上がり位置をしっかり確認しましょう!
天地のトンボは共通ですが、左右の仕上がり位置は背幅の厚さによって異なります。
仕上がり位置はこのあとのトンボの解説で確認してみてください。
---------------------------------ちょこっと補足!---------------------------------
右綴じか左綴じかで表14の左右の配置が異なります!
トンボを実際に使ってみよう
※中綴じ製本の場合、背幅はありません。真ん中も左右も目盛りは「0」に合わせてください。※
実際のトンボにわかりやすいように色付けをしています
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例:無線綴じ・右綴じ・背幅4㎜の本の場合...
- 真ん中の目盛り:「0」を中心に表1側に2㎜、表4側に2㎜...合計4㎜ これが本の背幅になります。
- 左右の目盛り:真ん中の目盛りで背幅に使った分だけ、左右の目盛りは外側が仕上り位置になります。
この例の場合だと真ん中の目盛りで表14それぞれ2㎜ずつ背幅に使っているので、左右の目盛りも表14側ともに2㎜のところが仕上り位置です。 - 水色部分は塗り足しです。絵柄は仕上がり(断裁)位置(赤い線)より外に左右上下、最低+3㎜余分に描いてください。
断裁は必ずしもぴったりにはいきません...切れてほしくない文字や絵は仕上がり(断裁)位置(赤い線)より最低3~5㎜以内(青色の点線より内側)に入れるようにしてください。